ニュース。

ニュース

2020年10月08日(木)速報!田巻松雄先生が学長選に立たれました。

みんなで応援しましょう!
現在、田巻先生に、立候補に臨んだ想いをご寄稿いただくようお願いしています。
しばらくお待ちください!

告示はこちら

====================================

続報!
田巻先生からメッセージいただきました。
下記に原文のママ掲載します。応援よろしくお願いします。


           学長選へ出馬したことのご報告
                             2020年10月8日
                             田巻 松雄

 皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
 大学は今月2日から後期の授業が始まりました。今月は特設期間として、特に対面が必要とされる授業では対面授業が行われていますが、後期の授業も原則オンラインとなりました。先日実施された編入学試験もオンラインで実施されました。キャンパス内は閑散としていて、滅多に教員や学生と会うこともありません。大学は、あるいは社会が今後どうなっていくのか、おそらく誰もはっきりしたことが分からない状況の中で、試行錯誤を繰り返しながら日々を送っているような感じです。

 さて、本日は、この場を借りて、今回の学長選に出馬したことを報告させていただきます。9月30日に学長選考対象者がWeb上で発表され、それをご覧いただいた吉葉同窓会会長から、その想いを是非同窓会にお知らせください、と大変嬉しいご依頼を頂きました。お言葉に甘えて、少し報告させていただきます。

 来年4月からの学長(任期4年)を決める選考は、9月1日に公示されて始まりました。出馬を最終的に決断した背景や動機を簡潔に述べることは難しいのですが、一番強い動機は、国際学部の将来に対する想いだと思います。学部開設2年度目に赴任し、気がつけば20数年国際学部と一緒に歩いてきました。そんな一人として、国際学部が大事にしてきた教育、研究、社会活動が今後より発展することを何よりも願っていますが、そのために自分に出来ることは何か、出馬はこの問いに対する結論となりました。もちろん、学長になれば、すべての学部が持てる力を最大限発揮できるように、学部の現状・特色に配慮した柔軟な学部支援に臨みます!!国際学部の将来を考えているうちに、宇都宮大学の全学的な「知」と「実践」を結集させ、大学の総合力を上げるような大学運営にチャレンジしたいと考えるようになったというところです。
 立候補に必要な「所信」、「学長選考対象者推薦状」、「推薦者名簿」、「略歴等」、「同意書」の書類一式を提出した時は、静かな闘志を沸々と心の中に感じました。ある人に「人生最後の大一番の気持ち」と言ったところ、この先、まだまだ大一番がありますよと、言い返されました。確かに、そうかもしれません。しかし、これも大一番です。
 「所信」では、「『多様性を活力』として人材養成と人類的課題に果敢に挑戦する大学」を前面に打ち出し、12のビジョンを示しました。そのなかに、「宇都宮大学に全世代の多様な力を結集する」を盛り込みました。「宇都宮大学に関係する全世代の多様な力を結集させるため、同窓会、卒業生、退職教員等からなる人的ネットワークを拡大・充実させる」ことを目指します。
 学長選といっても、教職員による意向調査(投票)は今回の選考から廃止となり、何というのか選挙運動のような表立った動きはありません。そして、9月1日の公示から、30日の学長候補適任者の発表までの過程は非公開でした。4名以上の立候補者がいた場合には学長選考会議(学外委員5名、学内委員6名で構成)で3名にまで絞り込む規定があるため、4名以上の立候補者は出てくれるな!と念じていたところ、立候補者は3名(他の2名は現理事)にとどまり、学長候補適任者となることが出来ました。第一関門突破・・・
 今後は、学長選考会議主催の「公開所信表明」(10月21日水曜日)と「面接」(同28日水曜日)を経て、28日に決定されます。また、先日、職員組合より、14項目の公開質問を受けましたので、回答を準備していくこととなります。公開所信表明では、現執行部を支えてきた現理事とは全く異なるビジョンをソフトにぶちまける予定です。発表15分、質疑15分、計30分の楽しみな??時間となります。
 先日、国際学部二期生とMessengerでつながり(自分もITをそれなりに使っています)、いつのまにか60代半ばになったと正直告白したところ、「先生、もう60代半ば?!信じれれません。今は、6歳と4歳の男児を育てつつ、NGOで広報の仕事をしています。もう16年勤務していて、自分でもびっくりです」と返ってきました。しばらく国際学部から遠ざかっていた方も少なくないかもしれませんが、20年を乗り越えた国際学部の今、そして学長選に是非ご注目ください。勝てば「祝賀会」、負ければ「再起の会」をやろうと思っています。
 最後に、1つご案内を。
 ここ10年力を入れてきた事業として外国人児童生徒教育支援事業(HANDS :Hard and Soft、Heart and Support、Hope and Smile)があります。主に日本語を母語としない児童生徒の学習・高校進学支援を目的とする事業です。今夏、10年の事業を振り返る記録誌・記念誌『宇都宮大学HANDS10年史―外国人児童生徒教育支援の実践』(156頁)を刊行しました。ご関心のある方は贈呈しますので、連絡を下さい。
 それでは、最後まで読んでいただき誠に有難うございました。生き抜いていきましょう。

戻る